高木まどか『近世の遊廓と客』
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高木まどか『近世の遊廓と客』

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多くの文学や歌舞伎の題材とされ、文化の発祥地という華やかな一面を持つ近世の遊廓。そこでは日常の身分秩序は排除され、すべての客は差別なく平等に扱われるとされた。その言説に疑義を唱え、吉原遊廓を中心に実証的に分析する。遊廓に遊ぶ人の目線で記した遊女評判記から、遊女や店との関係、さらに客同士の関係性を描き出し、その実態に迫る。 ■目次 序/近世遊廓の研究史と視角(近世遊廓に見出される江戸への憧れ―研究史の整理と問題点〈近世遊廓=「公平に通用する世界」の展開/「公平に通用する世界」をめぐる問題点とその背景〉/吉原遊廓における客の取締り―公儀との関係をめぐって〈客の取締りに関わる法/取締りの再確認と形骸化/吉原の衰微をめぐる公儀の姿勢〉/遊女評判記の当代性―その書き手と読み手〈遊女評判記とは/評判物の書き手・読み手・遊女〉以下細目略)/吉原遊廓における客の関係性(吉原遊廓における客と客/遊女に矛先を向ける客―遊女評判記にみる「さし合」)/遊廓で忌避された客(吉原における客の貴賤/客として嫌がられた役者/補論 長崎丸山遊廓で捕縛された被差別民―『犯科帳』を主として)/結 ■書誌情報 ・著者:高木まどか ・発行:吉川弘文館 ・発行日:2020年 ・295ページ