鷲田清一,佐々木幹郎,山室信一,渡辺裕『大正=歴史の踊り場とは何か 現代の起点を探る』
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鷲田清一,佐々木幹郎,山室信一,渡辺裕『大正=歴史の踊り場とは何か 現代の起点を探る』

¥1,870 税込

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震災と大戦、普選法や治安維持法にモボ・モガ・サラリーマンという都市の民。社会や暮らし方に現代の原型が生まれた大正時代とは。1910年代?1920年代に現れた大きな転換期「大正」。その元号と重なるように日本・世界が動き出した。 第一次世界大戦と大恐慌によって世界の各地域が同期化する一方、同じうねりに巻き込まれつつ日本では関東大震災が「足下」を崩壊させる。 都市化の進行や人々の意識の変化は、明治に始まったいわば「官製の近代化」とは質の違う近代を歩み始めたのではないか。民に焦点を合わせることで、そこに孕まれていたいろんな可能性が見えてくるのではないか。 「震災」「民生」「学区」「趣味」「娯楽」「サラリーマン」「職業婦人」「専業主婦」「地方(ぢかた)」「自由」など、この時代の言葉に着目、その発生や流行の社会状況を立ち上がらせながら、現代の社会や暮らし方の起点となった時代を読み解く。 ■目次 序 踊り場の時代に可能性を問う 第一部 現代の起点としての「大正」  学区――コモンセンスの成り立つ場所  民生――生存権・生活権への出発  震災――言葉の崩壊から新しい意識へ  趣味・娯楽――民衆文化再編成への胎動 第二部 踊り場としての「大正」  サラリーマン・職業婦人・専業主婦の登場  校歌――替え歌の文化が結ぶ共同体  民衆と詩――文語詩から口語詩への移行  地方学――「地方(ぢかた)」と「地方(ちほう)」そして「郷土」への眼差し ■書誌情報 ・発行:講談社 ・発行日:2018年 ・単行本 / 272ページ