武光誠『日本男色物語 奈良時代の貴族から明治の文豪まで』
{{detailCtrl.mainImageIndex + 1}}/1

武光誠『日本男色物語 奈良時代の貴族から明治の文豪まで』

残り1点

¥1,870 税込

送料についてはこちら

学校では教えてくれない「男の絆」の歴史を紐解く。 かつての日本で「男色」は特別なことではなく日常だった。僧侶と稚児、将軍と小姓、武士と家臣、 庶民と男娼、貴公子と貴公子…、日本史上ではさまざまな身分の人たちが、それぞれの立場で男色を楽しんだ歴史がある。 本書は、奈良時代から明治時代まで、史料に残された男色がらみのエピソードを抽出した。 同性愛に対する偏見や差別がなかった時代の「男同士の恋愛」を、あますことなく紹介する。 ■目次 第1章 王朝絵巻の男と男  平安時代のモテ男・光源氏が寝床で少年を愛撫?  藤原摂関家のエリート・藤原頼長の道ならぬ恋  「男色の起源は空海」という俗説  出家した恋人を追いかけて出家した貴族・・・など 第2章 男色天国となった武家社会  男色禁止を誓った僧侶がいた! ?  稚児をめぐって寺院同士が大ゲンカ  日朝貿易の使者が見た日本の男色文化  将軍・足利義教が愛した男は30歳過ぎだった! ?・・・など 第3章 戦国時代の衆道──御屋形様と小姓の関係  戦国武将のステータスとなった少年愛  甲斐の虎・武田信玄が男の恋人に送った手紙とは?  男色戦術「桂男の術」とは  あの独眼竜政宗にも男の恋人がいた! ・・・など 第4章 庶民も男色を楽しんだ江戸時代  陰間遊びの手引き本「役者評判記」が続々と出版  嫌な客を相手にする陰間の憂鬱  夫の男色に抗議して自害したお姫様  男の恋人と旅行に出かけた俳聖・松尾芭蕉  ユニセックスの絵師・鈴木春信・・・など 第5章 タブーとなった明治以降の男色の風習  近代に流行した学生同士の恋愛  明治の文豪たちが記した男色の思い出  男色を悪習とする風潮の萌芽・・・など ■著者略歴 明治学院大学教授。1950年山口県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。同大学院博士課程修了。比較文化的視野を用いた幅広い観点から日本の思想・文化の研究に取り組む一方、飽くなき探求心で広範な分野にわたる執筆活動を展開している。近著に『藩と日本人』(河出文庫)、『地図で読む「魏志倭人伝」と「邪馬台国」』(PHP文庫)、『神道──日本が誇る「仕組み」』(朝日新書)、『語源に隠された日本史』(河出書房新社)などがある。 ■書誌情報 ・発行:カンゼン ・発行日:2015年 ・単行本 / 232ページ