前田豊『玉の井という街があった』
{{detailCtrl.mainImageIndex + 1}}/1

前田豊『玉の井という街があった』

¥880 税込

送料についてはこちら

永井荷風「墨東綺譚」で知られる玉の井。関東大震災後に私娼窟を形成するが、東京大空襲によって灰燼に帰した。戦後は赤線地帯となって甦るも、売春防止法施行によって1958(昭和33)年3月31日最後の日を迎えた。しかし、その実態はほとんど伝えられていない。本書は同時代に生きた著者が、自らの体験と取材をもとに、人と街の姿を書き残した貴重な記録である。 ■著者 略歴 前田豊 1912(明治45)年東京市本所区番場町(現・墨田区本所)で生まれる。東京府立第三中学(現・両国高校)をへて、演劇活動に参加。松竹ニューフェイスや興信所勤務も経験する。「長谷川伸の会」「新鷹会」の会員となり『大衆文芸』誌に小説を発表。1969(昭和44)年に「川の終り」で第35回オール讀物新人賞を受賞。1990(平成2)年死去。 ■書誌情報 ・発行:筑摩書房 ・発行日:2015年 ・文庫 / 267ページ