斎藤光『幻の「カフェー」時代』
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斎藤光『幻の「カフェー」時代』

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¥2,200 税込

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京都の茶道美術図書を専門とする出版社から刊行されたカフェー本。戦前カフェーの図版多数。 明治末に生まれ戦間期に全国で大流行した「カフェー」は、西洋風の飲食と女給の接客が魅力の娯楽空間でした。文化人が交流し、エログロ文化のシンボルともなりましたが、その全体像はヴェールに包まれています。都市の形成、「大衆」の誕生、風俗誌、ジェンダー、音楽文化など、日本近代の様々な問題系が、カフェーから浮かび上がります。本書は京都のカフェー通史を描くことで、日本近代史の知られざる一面を明らかにします。 ■目次 ・はじめに「カフェー」なるもの  カフェとカフェー  時代の同伴者  「カフェー」という語の定着 ・京都にカフェーが現れるまで  森鷗外の欧州留学  芸術運動の場  京都の近代化  繁華街の喫茶部/文教地区のミルクホール ・初期の京都のカフェー  ハイカラな女給仕  三高生のたまり場・カギヤ  市電とひろがるカフェー  制度に抗う原始遊牧民のカフェー ・1922年の女給人気投票  新語としての「女給」  大正のアイドル総選挙?  人気女給がいたカフェー ・映画・ダンス・カフェー  カフェーレーベンの溝口健二  映画都市・京都  幻の「カフェーローヤル」をたどる  映画界とカフェーローヤル  ダンスホール化するカフェーへの取り締まり 【コラム】雑誌『ダンサー』に写された時代―「アケボノ」 「ローヤル」を覗く(執筆・永井良和) ・ジャズの氾濫と巨大カフェー  大阪―東京の「エロ」をつなぐ京都  ジャズ狂化したカフェー  大阪大資本の到来  「エロ」の大波 ・カフェー時代の終わり  『 「いき」の構造』の出発点  警察の「風俗」取り締まり  カフェー全盛時代  カフェーの退潮、喫茶店の増加  カフェーは不純喫茶? ・女給のファッションとカフェー建築  白いエプロンのイメージ  営業者・美術家・建築家 ■書誌情報 ・著者:斎藤光 ・発行:淡交社 ・発行日:2020年 ・四六判 208ページ