水上勉『五番町夕霧楼』
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水上勉『五番町夕霧楼』

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昭和20年代半ば、京都で遊郭の娼妓となった片桐夕子、19歳。貧しい寒村生まれが故、家族のための決心であった。哀れに思った女主人・かつ枝の配慮により、西陣の大旦那に水揚げされそのまま囲われる道もあったが、夕子は自ら客を取り始める。 最初の客で頻繁に通ってくる修行僧・櫟田正順、夕子との仲を疑われている彼が前代未聞の大事件を起こした―。二人の関係が明白となる結末が切なく心に沁みる。実際に起きた事件と対峙した著者が、それぞれの人物像を丹念に描いた渾身の作。 ■著者紹介 水上勉(みずかみ つとむ)1919年(大正8年)3月8日‐2004年(平成16年)9月8日、享年85。福井県出身。1961年『雁の寺』で第45回直木賞を受賞。 ■書誌情報 ・発行:小学館 ・発行日:2016年 ・227ページ