八木澤高明 『黄金町マリア 横浜黄金町 路上の娼婦たち』
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八木澤高明 『黄金町マリア 横浜黄金町 路上の娼婦たち』

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※発行から経年のため表紙にアタリがあります。可読性に問題ありません。 戦後からスラム街、麻薬街、そして売春街として〝汚名〟の名を馳せていた黄金町──。そんな泥濘の街で生きたマリアたちの肖像。 黄金町にちょんの間があった00年代、そこで働く娼婦たちに接近。娼婦たちだけではなく、現地で暮らす両親にまでインタビューした〝怪作〟 単行本初出の同著(ミリオン出版)に大幅な加筆、未公開写真を多数加えた増補版。 ■著者はしがきとあとがき(抜粋)  誰しも忘れ得ない人がいるように、忘れ得ぬ街がある。  とろとろと流れる川面に赤やピンクといった原色のネオンが朧げに浮かんでいた。現実離れした光の先には、二間ほどの入り口がいくつも口を開けたちょんの間が建ち並んでいる。(中略)  あれから一〇年、今その場所に足を運んでも、同じ景色を見ることはできない。(中略)  僕が黄金町で娼婦や風景を写真に収めたのは、摘発で消えるまでの最後の数年間である。戦後すぐから始まった黄金町の歴史の中で、写した光景はほんの一瞬であり、ほんの一部にすぎない。この一瞬がいずれ消えてしまうような気がして、カメラを向けなければという気もあった。(中略)  人だけでなく街も一期一会なのだなと思う。  黄金町で娼婦たちの写真を撮りたいと思ったきっかけは、彼女たちへの好奇心である。娼婦を撮影するうえで、顔を隠して発表することは考えられなかった。 ■著者 八木澤高明氏略歴 1972年神奈川県生まれ。写真週刊誌『フライデー』カメラマンを経て、2004年よりフリーランス。『マオキッズ─毛沢東のこどもたちを巡る旅』で2012年第12回小学館ノンフィクション大賞優秀賞受賞。その他の著作に『黄金町マリア』、『娼婦たちから見た日本』などがある。 ■書誌情報 ・著者:八木澤高明 ・発行:亜紀書房 ・発行日:2015年 ・単行本 / 305ページ / 口絵カラー / 本文モノクロ