加藤晴美『遊廓と地域社会 貸座敷・娼妓・遊客の視点から』
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加藤晴美『遊廓と地域社会 貸座敷・娼妓・遊客の視点から』

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「芸娼妓解放令」以降、国家によって公認された性売買の空間としての「遊廓」は地方中・小都市にまで広範に普及し、買春行為の「日常化・大衆化」と遊客人口の著しい増加をもたらした。歴史地理学の立場から、「近代遊廓」の成立とその特質を追究する。遊廓の分布および空間構造を検討するとともに、「娼妓哀史」にとどまらない貸座敷経営者や娼妓、遊客などの具体像を提示し、これらの相互関係に着目して「近代遊廓」の存立を解明した。 ■目次 第Ⅰ章 序 論 第Ⅱ章 近世・近代における遊廓の史的展開 第Ⅲ章 明治前期米沢における遊廓の形成と貸座敷の存立 第Ⅳ章 大正期烏山における遊廓の展開と遊客・娼妓の在形態 第Ⅴ章 軍港都市横須賀における遊廓の形成と開発者 第Ⅵ章 地方都市における近代遊廓の展開とその特質 補 論 大崎下島御手洗における遊廓の景観と地域社会 ―ベッピンとオチョロ舟の生活史― 第Ⅶ章 結 論 ■書誌情報 ・著者:加藤晴美 ・発行:清文堂出版 ・発行日:2021年 ・判型A5 / 290ページ