戦後のあだ花 カストリ雑誌
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戦後のあだ花 カストリ雑誌

¥3,300 税込

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終戦直後の大衆を癒した退廃的なエロスと、露悪的な猟奇。 戦後のわずかな期間に流行した低俗、悪質なカストリ雑誌たち。そこには、からっぽな焼け野原から再生しようとするエネルギーが満ちていた。 戦争体験の爪痕と、復興の源となった貪欲な「生」と「性」。 その狭間に産まれ、消えていったカストリ雑誌こそ、現代日本の大衆文化の礎! 戦後初の発禁小説「H大佐夫人」を収録。昭和22年、刑法175条(わいせつ物頒布等の罪)の適用を受けた問題作。貴重な初出バージョンを復刻掲載。 帯文・都築響一「焦土に咲いた欲望の毒花。 カストリ雑誌とは、国家の残骸にぶちまけられたインテリ・パンクスたちの黒い精液だった!」 ●収録内容 ・創刊号117誌の表紙を収録 統制から解き放たれ、改めて西洋的なものを取り込んでいった、独特のアートワーク ・代表的なカストリ雑誌の誌面を解説 売春、姦通、連続殺人など、エロスと倒錯に満ちた内容を紹介 ・カストリ雑誌を知るコラム カストリ雑誌の実態や、その背景を知るための小研究。 誌面を賑わせた「赤線」「阿部定事件」などの解説も 著者について ■著者略歴 渡辺豪(わたなべ・ごう)昭和52年、福島県生まれ。遊廓専門出版社「カストリ出版」経営。遊廓関連の稀覯本を復刻。吉原遊廓跡に遊廓専門書店「カストリ書房」を構える。戦後の売春史を研究。カストリ雑誌約1,000冊所有、民間のコレクションとしては最大規模。 ■書誌情報 ・著者:渡辺豪 ・発行:三才ブックス ・発行日:2019年 ・B5 / 178ページ