溝口良夫『草匂う日々』
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溝口良夫『草匂う日々』

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全国各地の遊廓を含む街景と人物を納めた写真集。 ■収録されている遊廓・歓楽街(抜粋) 京都府京都市 五条楽園 富山県富山市 桜木町遊廓 福島県三春町 庚申坂遊廓 神奈川県横浜市 野毛 岐阜県高山市 花岡町遊廓 秋田県横手市 馬喰町遊廓 山梨県笛吹市 石和温泉 石川県金沢市 石坂遊廓 千葉県船橋市 海神新地遊廓 新潟県新潟市 十四番丁遊廓 新潟県高田市 五分一遊廓 福岡県福岡市 中洲 長崎県対馬 イズハラ 大阪府大阪市 惣右衛門町 京都府八幡市 橋本遊廓 京都府京都市 橦木町遊廓 神奈川県川崎市 二子新地 青森県五所川原市 歓楽街 山梨県笛吹市 石和温泉 ■著者あとがき 畑の草取りをした後に、雑草の匂いが染みついた身体で、都会の人の群れの中をカメラを持って歩くことがある。 「あなたにガーデニングなんて似あわないわ」そういう都会の女からも草の匂いがすることに気づく。付けまつ毛をした若い風俗の女からも、また京都の路地を足早に歩く花街の女からも草の匂いがする。草の匂いで胸苦しくなる夏、水着姿の人々の中をカメラを持って、サンダルをペタペタと砂を飛ばしながら歩く。木の橋であった江ノ島の遠い昔の光景を思い、そして女の写真を撮った。山深き緑の森の草の匂いに誘われるにも、また自然の中で生活する人を尋ねた。林の中には文化的な薫りのする女が、不思議な笑みを浮かべて私を迎えてくれた。そして街外れの人が蔑む建物を見ると、貴重で魅力あるにもかかわらず次々と露と消えてしまう。哀切の情と共に、せめて写真に残さねばと思うのである。 ■著者略歴 溝口良夫(みぞぐちよしお)1970年自己流にて写真を始める。1990年「ホタル」にて準太陽賞。2013年写真集『ホタル』 ■書誌情報 ・著者:溝口良夫 ・発行:日本カメラ社 ・発行日:2017年 ・A4変形 / 156ページ