中野栄三『遊女 −1− 廓』
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中野栄三『遊女 −1− 廓』

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「ありんす」としたたかに、「そうざんす」とたくましく。 遊廓に生きる彼女たちの姿を追う。庶民文化へ影響を与えた女たち。 女として生まれ、しかも半ば強制的に不特定多数の男たちに春をひさがねばならぬ特異な環境下に置かれた人びとー。そこには条理を超えた、いわば前世から約束された’’さだめ’’とでもいうべきものに左右される人間に非力さを、痛いまでに読みとることができる。にもかかわらず、女性特有とでもいうべき異常な忍耐と環境への順応性が、これらの人々に新しい生活態度を決めさせ、やがてきびしい一つの社会秩序を作らせてゆく。こうして秩序を儲けさせるに至った社会的背景などを、相当程度うかがい知ることができるのである。(まえがきより) ■もくじ 廓百景 まえがき 第一章 遊女・売女の社会的基盤  遊女とあそびめ  結婚と売春の違い  女衒と身売り 第二章 徳川幕府の売女政策  幕府の政策と吉原遊廓  遊里と支配奉公  遊里の制度と掟 第三章 遊女の生活  廓内の慣習と組織  遊女の朝から晩まで  廓の年中行事  太夫の教養  意地と張り  遊女の服飾  立膝風俗  遊女の湯文字 第四章 遊里語と遊里書  廓言葉  遊里書 ■著者 略歴 中野栄三(なかの・えいぞう) 近世庶民風俗研究家 ■書誌情報 ・著者:中野栄三 ・発行:雄山閣 ・発行日:平成28年1月25日 ・B6版ソフトカバー / 160ページ / 本文モノクロ