森崎和江『からゆきさん 異国に売られた少女たち』
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森崎和江『からゆきさん 異国に売られた少女たち』

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からゆきさんを材に取ったノンフィクション作品の復刊。 500円で外国の娼館に売られた少女。 16歳で朝鮮に売られ、狂死したキミ。東南アジアで財をなし、壮絶な自殺を遂げたヨシ。ふるさとを思い、売られていった女たちが、異国の地で見た夢は何だったのか──。綿密な取材と膨大な資料をもとに、「からゆきさん」の軌跡を辿った名作が、新装版で復刊。解説は斎藤美奈子氏。 歴史の闇に埋もれた少女たちを描いた、傑作ノンフィクション。 「からゆきさん」とは、明治、大正、昭和の日本で、貧しさゆえに外国の娼館に売られていった少女たちの総称。第二次世界大戦後、彼女たちの存在は「戦前日本の恥部」として一般に知られることはなかった。本書は、関係者への綿密な聞き取り調査、当時の新聞記事など膨大な資料調査をもとに、知られざるからゆきさんの真実に迫った感動のルポルタージュ。1976年に単行本として刊行され、1980年に文庫化した話題作が、文庫新装版で復刊。 ■解説抜粋(斎藤美奈子氏) 「『からゆきさん』は、あらためて、21世紀のいまこそ読まれるべき本だといえましょう。40年前の森崎和江が私たちのカンテラであったように、本書が、性の商品化を、国際間、地域間の経済格差を、そして女性の生き方を考えるうえでの、大きな手がかりであることはまちがいありません」 ■目次 ふるさとを出る娘たち  玄界灘を超えて   密航婦たち  ふるさとの血汐 国の夜あけと村びと  おろしや女郎衆  シベリアゆき  異人の子と上海 鎖の海  唐天竺をゆく  海をわたる吉原  戦場の群れ  慟哭の土  おキミと朝鮮鉄道  大連悲歌  荒野の風 おくにことば  おヨシと日の丸  天草灘 ■著者略歴 森崎和江(もりさき かずえ)1927年朝鮮大邱生まれ。詩人、作家。17歳で単身九州へ渡り、47年、福岡県立女専を卒業。50年、詩誌『母音』同人となる。58年、筑豊の炭坑町に転居し、谷川雁、上野英信らとサークル交流誌『サークル村』を創刊(~60年)。59~61年、女性交流誌『無名通信』を刊行。 詩集に『ささ笛ひとつ』(思潮社)『地球の祈り』(深夜叢書社)など、その他『まっくら』(理論社)『第三の性』(三一書房)『奈落の神々――炭坑労働精神史』(大和書房)『からゆきさん』(朝日新聞社)『慶州は母の呼び声』(新潮社)『いのち、響きあう』『愛することは待つことよ』『草の上の舞踏』(藤原書店)『語りべの海』(岩波書店)など多数の著書がある。 ■書誌情報 ・著者:千葉由香 ・仕様:文庫 / 258ページ / モノクロ ・発行者:朝日新聞出版 ・発行日:2016/8/30